
2026年10月8日、名古屋大学は、英国のクリス・マクドナルド科学・イノベーション・投資担当大臣と、駐日英国大使として着任予定のコリン・ロバートソン氏らをお迎えし、工学分野および先端材料分野における本学の研究活動を紹介しました。
一行はまず、山中宏二副総長、小橋眞副総長の歓迎を受けました。続いて、大学院工学研究科の鈴木達也研究科長と奥田裕之准教授が、自動運転技術や健康長寿社会の実現を支える研究、さらにさまざまな分野における人工知能(AI)の活用について説明しました。その後、一行はNIC館に移動し、モビリティ研究施設「GREMO」を視察しました。


本学は英国の大学と強固な連携関係を築いています。とりわけエディンバラ大学とは、理学分野のジョイント・ディグリープログラムを軸に長年にわたり協力を重ねており、化学、物理学、先端医療科学、自動運転技術など、幅広い分野で共同研究を進めています。2026年4月には、同大学のEdinburgh Futures Institute内に「名古屋大学エディンバラキャンパス」を開設し、共同研究と学術交流の拠点として運用を開始しました。

一行はさらに、C-TECs研究施設内の未来材料・システム研究所(IMaSS)を訪れました。同研究所では、内山知実所長と、青色発光ダイオード(青色LED)の発明により2014年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩特別教授が取り組みを紹介し、活発な意見交換が行われました。
天野特別教授は、英国のブリストル大学とも連携し、国際科学パートナーシップ基金(International Science Partnerships Fund)の支援を受けて、パワー半導体に関する共同研究を進めています。また、2026年3月には、ブリストル大学のREWIRE Innovation and Knowledge Centreとの共催で2日間のワークショップを開催し、日英両国の研究者および政府関係者が参加しました。


今回の訪問を通じて、本学の研究力と、英国との協力関係の広がりを直接視察いただくことができました。この機会を契機として、日英両国の大学・研究機関間の連携が一層深まり、共同研究や人材交流をはじめとする多様な取り組みが進展することが期待されます。名古屋大学は今後も、英国の大学や研究機関との信頼関係を礎に、国境を越えた学術交流を積極的に推進し、地球規模の課題の解決と学術・イノベーションの発展に貢献してまいります。






